メモ化(memoization)という用語は1968年に Donald Michie がラテン語の memorandum(覚えておく)から作った造語である[1]。memorization(記憶、暗記)は同根語であってよく似ているが、メモ化という言葉は情報工学では特別な意味を持つ。
メモ化された関数は、以前の呼び出しの際の結果をそのときの引数と共に記憶しておき、後で同じ引数で呼び出されたとき、計算せずにその格納されている結果を返す。メモ化可能な関数は参照透過性を備えたものに限られる。すなわち、メモ化されたことで副作用が生じない場合に限られる。メモ化の実装ではルックアップテーブルなどの参照方式が使われるが、メモ化では参照されるテーブルの内容は必要に応じて格納されるという点で、通常のテーブル参照とは異なる